長岡(山形商)「選考会へ頑張る」 全国高校総体・競泳女子100背Vを報告

全国高校総体で競泳の女子100メートル背泳ぎを制したことなどを報告した長岡愛海(山形商)=山形市役所

 北海道を主会場に開かれた今夏の全国高校総体で競泳の女子100メートル背泳ぎを制した長岡愛海(山形商)が27日、山形市役所を訪れ、佐藤孝弘市長らに成績を報告した。

 同大会で100メートル、200メートル背泳ぎの2種目にエントリー。100メートルは予選を全体7位で通過、決勝では1分1秒01で1年時以来2大会ぶりの頂点に立った。200メートルはトップと0秒05差の2分11秒32を記録して2位に。自己記録を更新する泳ぎを見せた。この日、同校の小林勝喜校長と共に訪問。大会に向け「課題のスピード力の向上に取り組んだ」と説明し、安堵(あんど)した様子で優勝を伝えた。200メートルについて「表彰台はもともと難しいと思っていたのでうれしかった」と明かした。佐藤市長は「誇りに思う。さらなる活躍をしてほしい」と話した。

 長岡は鹿児島県で今月22日に行われた特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の競泳少年女子A200メートル背泳ぎでも3位に入った。2024年パリ五輪出場を目標に掲げており、「(来春の)選考会に向け、頑張っていく」と力を込めた。

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