「カープファンの声援を忘れない」一岡竜司投手 引退へ 3連覇に貢献 今季 最終戦後にセレモニー

広島カープの “勝利の方程式” を担い、チームの3連覇に大きく貢献した 一岡竜士 投手が、現役を引退することが28日、発表されました。

球団の発表によりますと、一岡投手は、現役引退の意向を伝え、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐことになりました。

本人からのコメントは、「ジャイアンツから移籍してカープで10年間お世話になり、感謝しかありません。カープファンの熱い声援を忘れることはないです。周りの方々に恵まれた12年間のプロ野球生活でした。ありがとうございました」と発表されています。

2011年、ドラフト3位でジャイアンツに入団した一岡投手は、2014年、FAでジャイアンツに移籍した 大竹寛 投手の人的補償でカープに入団しました。

150キロを超えるストレートとフォークを武器に、移籍1年目から31試合に登板。そして、2016年からの3シーズンで145試合に登板。カープの3連覇にリリーフとして大きく貢献しました。

また、穏やかな人柄で今村投手、大瀬良投手とともに「カピバラ3兄弟」と呼ばれるなど広く愛されました。32歳の今シーズンは1軍登板がありませんでした。

10月1日(日)の今シーズン最終戦の日に記者会見を行い、ファンの前でセレモニーを行う予定です。

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青山高治 キャスター
一緒に “カピバラ3兄弟” と呼ばれました大瀬良投手のコメントが入ってきていまして、27日、電話で連絡をもらったそうで、「一岡投手は優しさの塊のような人で、野球に対する情熱など、いろいろ参考にさせてもらいました。一緒に食事に行ったり、思い出が尽きない先輩です」と。カープファンにとっても本当に忘れられない…

河村綾奈 キャスター
カープに来てくださってからもう10年が経つんですね。でも、本当にここ最近で一番よかったカープの3連覇、あの時期をしっかり支えてくださいましたし、ファンは多かったですよね、市岡投手。

青山高治 キャスター
独特の、人柄が伝わるような、優しさが顔からにじみ出てるような、そんな表情でしたもんね。

コメンテーター 「雪月風花」店主 吉宗五十鈴 さん
カピバラ投票されて、カープロードのところに似顔絵イラストが書いてありました。

青山高治 キャスター
でも、いったんマウンドで上がると大車輪の活躍で…

河村綾奈 キャスター
そうです。全力の投球が目に焼き付いています。

青山高治 キャスター
あのストレート、フォークは忘れないです。

河村綾奈 キャスター
かっこよかったです。そのギャップがまたよかったんです。

青山高治 キャスター
また、ファンの前でセレモニーが予定されているということで、そこでいろんなカープファンの思いが伝えられるんじゃないかなと思います。

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