気象庁は28日(木)、向こう1か月(9/30~10/29)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、北・東・西日本では1週目(9/30~10/6)、沖縄・奄美は2週目(10/7~10/13)にかけても、気温がかなり高くなる所が多くなりそうだ。
全国的に天気は数日の周期で変わり、西日本は平年と同様に晴れの日が多い見込み。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少なく、降水量は平年並みか多くなりそうだ。
高温に関する早期天候情報
沖縄・奄美の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、かなり高い日もある見込み。特に、10月4日(水)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
■早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。