アクーニャが前人未到の「40-70」達成 鈴木は4打数ノーヒット

【カブス5-6xブレーブス】延長10回タイブレーク@トゥルイスト・パーク

ワイルドカード獲得を狙うカブスは、3対1と2点をリードして試合終盤を迎えたものの、リードを守れず同点に追いつかれ、タイブレークの末に5対6で逆転サヨナラ負け。ブルペンが踏ん張れない試合が続いており、マーリンズにワイルドカード争いの3位タイで並ばれてしまった。ブレーブス4番手のジェシー・チャベスが今季初勝利(0敗)をマーク。カブス6番手のダニエル・パレンシアは3敗目(5勝)を喫した。

初回にオジー・オルビーズの33号ソロで先制されたカブスは、2回表に相手のパスボールで同点に追いつき、3回表にはマイク・トークマンの8号ソロとイアン・ハップの20号ソロで2点を勝ち越し。ところが、7回裏に1点を返されると、8回裏にはロナルド・アクーニャJr.のヒットと盗塁でチャンスを作られ、オルビーズのタイムリーで3対3の同点に追いつかれた。

9回表にヤン・ゴームスのタイムリーで勝ち越したものの、9回裏にマーセル・オズナの37号ソロで再び同点に。10回表にはハップの犠飛でリードを奪ったが、10回裏にアクーニャJr.に同点タイムリーを浴び、盗塁を決められたあと、オルビーズのタイムリーでサヨナラ負けとなった。

2安打1打点2盗塁でチームの逆転勝ちを演出したアクーニャJr.は、これで今季の盗塁数が70の大台に到達し、前人未到の「40-70」を達成。盗塁に関してはベース拡大、牽制回数制限といったルール変更の恩恵もあったとはいえ、偉大な記録であることに変わりはない。「40-70」のインパクトはMVP争いにも大きな影響を与えるだろう。

カブスの鈴木誠也は「5番・右翼」でスタメン出場したが、4打数0安打1四球。連続試合安打は4でストップし、今季の打撃成績は打率.282、20本塁打、72打点、出塁率.353、OPS.837となっている。

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