J1横浜FCの四方田修平監督(50)が28日、今季限りでの引退を表明した札幌の元日本代表MF小野伸二(44)について言及し、「ここ10年の札幌の発展は伸二とともにあった。残してくれたものは大きい」とねぎらった。
札幌のコーチ、監督時代にともに戦い、「監督として試合をしていても時折見入っちゃうような数少ない選手。彼しかできない素晴らしいプレーに監督、コーチとして立ち会えたことは幸せだった」と回顧した。
次節はその小野がプロデビューし、オランダから帰国後も2季過ごした浦和が相手。四方田監督は立ち上がりの失点を警戒し、「埼玉スタジアムというアウェー感が強い環境でメンタルを強く入ることが大事。ただわれわれの選手も経験を積んできているので、しっかり戦ってくれるのではないか」と意気込んだ。