近藤建設がリハビリ棟をCLT工法で施工、約100畳の無柱空間実現=ふじみ野市内で構造見学会

近藤建設(埼玉県ふじみ野市、宇佐見佳之社長)は8月30日、日本CLT技術研究所が開発したオリジナルCLTパネル工法「LC-core構法」によって施工しているふじみ野整形外科内科骨粗鬆症スポーツクリニックのリハビリ棟について、建て方直後の現場で構造現場見学会を開催した。

同社が同構法で施工した物件は6棟目だが、使用したCLT材はこれまでで最大規模となる67・39立方メートル。リハビリ空間を確保するために最大スパンを8メートルとし、約100畳の無柱空間を実現している。

宇佐見社長は「地域の問題解決や住み続けられる街づくりに貢献していきたい」としながらも「大型木造は大空間を実現できるLC-core構法を中心に展開する」とも語っている。

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