中央住宅が都市型3階建て住宅展開、狭小地仕入れでエリア強化=街並み形成などでも差別化

ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市、品川典久社長)では、同社さいたま事業部が都市型3階建て住宅として「Ft―BASE(エフティベース)」を展開している。

これまで分譲地でゆとりある敷地を確保できない場合、仕入れを見送るケースがあったが、「狭小地でも立地が良ければ仕入れをすることで、そのエリアの強化と商品ラインアップも増やすことが可能」(設計二部企画設計課・本堂洋一参事)ということから、2019年から都市型3階建て住宅を計画。

現在、さいたま市浦和区内で「Ft―BASE浦和・針ヶ谷」(全4棟)を販売しているが、ポラスグループの標準仕様であるリビング階の天井高2・7メートルや街並み形成などによって差別化を図っていく考えだ。

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