【アストロズ８－３マリナーズ】＠Ｔ－モバイル・パーク
「勝ったほうがワイルドカード圏内でシーズン最終カードを迎える」という重要な一戦は、アストロズがマリナーズに８対３で勝利。アストロズは首位レンジャーズとの2.5ゲーム差をキープし、３位マリナーズとのゲーム差を1.5に広げた。アストロズ２番手のケンドール・グレイブマンが５勝目（６敗）をマーク。マリナーズ先発のブライス・ミラーは手痛い２ホーマーを浴び、７敗目（８勝）を喫した。
今季マリナーズに対して３勝９敗と大きく負け越しているアストロズだが、昨季王者が最後に意地を見せた。初回にＪ・Ｐ・クロフォードの18号先頭打者アーチで先制されたものの、４回表にヨーダン・アルバレスが31号同点ソロ。さらに、一死１・３塁のチャンスでマウリシオ・デュボンが10号３ランを放ち、勝ち越しに成功した。
直後の４回裏にエウヘニオ・スアレスの２点タイムリーで１点差に詰め寄られたが、７回表にカイル・タッカーなど３本のタイムリーで３点を追加。８回表にはマーティン・マルドナードがダメ押しの15号ソロを放ち、８対３でマリナーズを破った。
これでアストロズは地区３位（ワイルドカード争い４位）のマリナーズに1.5ゲーム差をつけ、プレーオフ進出に大きく前進。昨季まで６年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで駒を進めており、短期決戦の強さは他球団にとって脅威となるに違いない。もし昨季に続いて頂点まで上り詰めれば、21世紀初のワールドシリーズ連覇となる。
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