“お城博士”千田嘉博教授が名古屋市立大学で初講義 サインを求める学生の姿も

“お城博士”として知られ、9月、名古屋市立大学の教授に着任した千田嘉博教授が初講義を行いました。

(名古屋市立大学 千田嘉博教授)
「信長は忙しいので、山の上から降りてくる途中で、みんな(家臣)が『これどうしましょう』とか、『こういうふうに書類ができましたけれど』とかやっていた」

身振り手振りを交えて講義を行ったのは、城郭考古学者の千田嘉博教授。大河ドラマの城郭考証などを務め、“お城博士”として知られています。

9月、生まれ育った名古屋市にある名古屋市立大学の教授に着任し、28日の初講義では岐阜城の特徴を、織田信長と家臣のやりとりを笑い話にして説明するなど、90分間、熱弁を振るいました。

(学生)
「千田先生のユーモアを交えたお城のお話が聞けて楽しかったです」

(名古屋市立大学 千田嘉博教授)
「歴史をどういうふうに生かしていくのか、守っていくのか、そういうところまで受講している学生たちが考える講義にしていきたい」

“お城博士”の熱い講義を聞いて、授業後にはサインを求める学生の姿もありました。

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