柏市の小学生ら 稲刈りに汗を流す

柏市の小学生ら 稲刈りに汗を流す

 抜けるような青空のもと、千葉県柏市の小学生たちが9月28日、自分たちで育てたお米の稲刈りに汗を流しました。

 この取り組みは地元の農家の工夫や苦労、それに勤労の大切さを学ぼうと、柏市立手賀東小学校で10年以上にわたり実施されているもので、全校児童約70人が稲刈りに参加しました。

 鎌を持った児童たちは、地元の農家に教えてもらいながら、5月に田植えをして育ててきた稲を根元から刈り取っていきました。

 地元農家の村越等さんによりますと、2023年は暑い日が続いたため、例年より籾の数が少ないということですが、児童たちは力を合わせて約30キロの米を収穫しました。

 採れた米は10月行われる学校行事「収穫祭」で、地域の人と一緒に食べる予定だということです。

参加した児童は―
「(鎌が)怖かったけど5回目だったので楽しかった」

「去年転校してきて(稲刈りは)初めてだったけど、1・2年生にアドバイスしながらできたと思う」

「楽しかったのとおいしく育っていると良いなと思った。すごく楽しみ、早く食べたい!」

© 千葉テレビ放送株式会社