岐阜市、中心部で自動運転バス 11月25日から、10人乗り

岐阜市が行った自動運転バスの走行実験の様子=2022年(同市提供)

 岐阜市は28日、中心部を巡る自動運転バスの定期運行を11月25日から始めると発表した。アクセルやブレーキが自動で動く「レベル2」から始め、2027年度までに一定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」を目指す。交通量が多い市街地での運行は全国でも珍しいとしている。

 バスは10人乗りで、最高時速19キロで走行。JR岐阜駅や市役所を通る約5キロのルートは毎日12便、岐阜公園などを通る約9キロは土日祝日に1日3便運行する。運賃は無料で、原則として電話もしくは無料通信アプリ「LINE(ライン)」での予約が必要。悪天候時は運休する。

 市は19年度から走行実験をしていた。

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