ロード、デビュー作発売10周年にあわせて、当時の想い出を振り返る

Lorde - Photo: James K Lowe

ロードの(Lorde)がそのクリエイティブな世界観を聴衆に紹介したデビュー・アルバム『Pure Heroine』が発売10周年を迎えた。

2013年9月27日にリリースされた同アルバムは、「Royals」や「Team」といったヒット曲のおかげで、当時10代だったニュージーランド出身のロードに世界的な名声をもたらした。26歳になった今、彼女はこのアルバム発売時の思い出を振り返っている。

このアニバーサリーにあわせて、彼女がファンに送ったニュースレターは、いつものフォーマットから趣向を変えて、2013年当時のブログ風のカワイイ文章で始まっている。

「˚ ༘♡ ⋆。TEN ˚*ੈ✩‧₊˚ YEARS ˚༘♡ ⋆。˚ OLD ੈ✩‧₊˚ TODAY ! ˚ ༘♡ ⋆。˚」

彼女は当時の写真を共有しつつ、次のように記している。

「もう真夜中近くなんだけど、2011年から2013年までのパソコンと携帯のアーカイブを全部見終えたところ。思い出をひたすら辿ってみて、ひとつには、テクノロジーという点では全く違う時代だったことを思い知らされた。リアルタイムで自分たちのことを見れるようになり始めた時代だったけれど、常に繋がっていたわけではなかった。2013年の途中までiPod touchを持っていたけど、フロントカメラもインターネット・アクセスもなかったし、姉と私はMacBookを共有して、そこで学校の宿題をしたり、私は歌詞を書いたりしていた。最初の数年間のセルフィーはPhotoBoothで撮っていたし…そのことを実感させられた」

彼女はさらに、これらのセルフィーが芸術的な自己表現の初期の手段であり、自分自身を理解するための方法だったと考えていると説明し、2013年後半に初めて名声を手にした当時をこう振り返っている。

「この時期は、ギリギリのところですべてをやり遂げていた感じだった。毎週が私の人生で最もエキサイティングな週だった。文化的な背景は全く知らなかったし、(自分が出演している)インタビューやテレビ番組の影響力の大きさもわかっていなかった。だから、そんなことはどうでもいいと思っていた。それから、その年を通して、私たちは初めてのツアーに出て、みんなに初めて出会い、ショーの後、みんなと何時間も何時間もハグをした。それがこれまでで一番好きな思い出で、あの頃から私は全てが現実のように感じられるようになった」

Written By Hannah Zwick

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