「ライフライン復旧の目途立った」土石流被災エリア 残り14棟も12月1日までに整備完了へ=静岡・熱海市

静岡県熱海市は9月28日、土石流災害で被災した住宅へのライフラインについて、整備が進んでいなかった残りの14棟分のエリアについても、12月1日までに完了することを明らかにしました。

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<熱海市 斉藤栄市長>
「12月1日月曜日に、新幹線の山側のエリアについても、ご自宅の前までライフラインが復旧する目途が立ちましたので発表させていただきます」

熱海市伊豆山の土石流災害の被災地区には、現在46棟の住宅があり、これまでに32棟分のライフラインが整備されています。市は28日の会見で、整備が進んでいなかった残りの14棟17世帯のエリアについても、電気、ガス、水道などのライフライン整備が12月1日までに完了するめどが立ったことを明らかにしました。

被災地区では、これまでに5世帯10人が帰還を完了していますが、電気工事などにおいて申請手続きが煩雑で、被災者への負担となっていたことから、市ではスムーズな手続きができるようサポートしていきたいとしています。

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