全国3位の阻止率 特殊詐欺“最後の砦”銀行が訓練 広島

特殊詐欺被害を最後の砦となって防止しようと銀行が県警と訓練を行いました。

「介護保険の還付金が受け取れると言われた。それは還付金詐欺の手口です」

訓練は携帯電話をかけながらATMに来た人や、窓口で高額な現金を引き出そうとしている人など詐欺の被害者に多い状況で行われました。

今年、県内の特殊詐欺は8月末時点で去年の同じ時期より65件多い198件発生していて、約5億6千万円の被害が出ています。

広島銀行 本店営業部 藤田知子営業部長「暗証番号インターネットバンキングの認証情報などを絶対に他人に教えないよう」

去年、県内では金融機関やコンビニで特殊詐欺の被害を566件、約1億4000万円未然に阻止していて、全国3位の阻止率だったということです。

© 広島ホームテレビ