安芸高田市議会は２８日の本会議で、石丸市長が提出した昨年度一般会計決算を認定しませんでした。決算の不認定は２年連続です。
安芸高田市議会では昨年度一般会計決算について審議され、過半数を占める最大会派の議員は「市の広報紙の内容や台風接近時の対応が不適切」などと反対しました。
一方、賛成の議員から「財政状況は改善している」「広報紙は事実に基づいて書かれたもので、台風対応についても市長は時系列に合わせて答弁している」という意見がありましたが採決の結果、賛成少数で昨年度決算は不認定となりました。
石丸伸二市長「本来やるべき審査をやらずして、私の批判を展開したい、足を引っ張りたい、揚げ足をとりたい、以上の動機が見当たらない」
安芸高田市議会 大下正幸議長「全て自分の意思で動くんじゃなしに、市民の声はやっぱり聞いてもらわないと。我々も立場がないですから」
市は決算不認定となっても法的拘束力はなく予算執行に影響はないとしています。
