自転車、太田がスプリントV オムニアム、窪木ら2冠

男子スプリントで優勝した太田海也=杭州(日本自転車競技連盟提供、共同)

 【杭州共同】杭州アジア大会第6日の28日、自転車の男子スプリント決勝で太田海也(日本競輪選手会)が中国選手を2―0で退け、チームスプリントとの2冠に輝いた。同オムニアムの窪木一茂(ブリヂストン)も快勝し、4000メートル団体追い抜きとの2種目制覇を果たした。

 女子マディソンでは内野艶和(楽天Kドリームス)垣田真穂(早大)組が優勝し、ともに4000メートル団体追い抜きに続く金メダルを獲得した。

 体操種目別では男子あん馬の津村涼太(鹿屋体大)と、女子段違い平行棒の芹田未果子(筑波大)が2位に入った。

 競泳の日本勢は女子800メートルリレーで2位になったほか、男子400メートルリレー、200メートル平泳ぎで男子の渡辺一平(トヨタ自動車)と女子の今井月(バローHD)が3位だった。

 優勝すればパリ五輪の出場権を手にするテニス男子シングルスで、綿貫陽介(フリー)が準決勝で韓国選手にストレート勝ちした。

男子種目別あん馬で銀メダルを獲得した津村涼太(左)=杭州(共同)

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