【日医宮川氏】60日・90日処方に「配慮を」/去痰剤などの不足念頭に

【2023.09.28配信】日本医師会常任理事の宮川政昭氏は、去痰剤などの不足を念頭に、60日・90日などの長期処方に「特段の配慮をお願いしたい」との考えを述べた。9月28日に開かれた厚生労働省「第35回 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」(流改懇)の場で述べたもの。

宮川氏は「通常出荷といわれているものの中にも現場では困窮している薬剤がある」とし、鎮咳去痰剤などで著しい不足があるとして、こうした薬剤について「長期処方を慎んでいただければ」と述べた。

そういった薬剤で特に60日処方、90日処方に関しては「特段の配慮をいただきたい」と述べ、「国からもその方向で進めていただければ」と述べた。

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