今秋は「オヤジアクション」がアツい!『SISU/シス 不死身の男』ほか現役バリバリ“オーバー50俳優”が魅せる10月公開の注目映画

『SISU/シス 不死身の男』© 2022 FREEZING POINT OY AND IMMORTAL SISU UK LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

“世界一幸せな国”フィンランドが贈る爆風マッド・エンターテインメント

故国フィンランドで5ヶ月連続トップ10入りという特大ヒットを叩き出した『SISU/シス 不死身の男』。タイトルの「SISU(シス)」とはフィンランドの言葉で、正確には翻訳不能。すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神を意味する。その“SISU”を武器に、伝説の兵士がナチス戦車隊をたったひとりで血祭りにあげてゆく痛快バイオレンスアクションだ。

シッチェス・カタロニア国際映画祭ファンタスティック・コンペティション部門で最優秀作品賞など4部門を受賞、批評サイト<ロッテントマト>では98%の高評価を獲得した本作は、「『ランボー』『マッドマックス』『ダイ・ハード』をミックスした、アドレナリン全開の面白さ!」(DEXERTO)、「『シス』は『RRR』に対するフィンランドの答え」(collider)と複数メディアからも絶賛されている。

今年の秋は“枯れ”知らずの「オヤジアクション」が目白押し

『SISU/シス 不死身の男』の舞台は1944年、第二次世界大戦の末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼かれたフィンランド。凍てついた荒野で金塊を掘り当てた男が金を隠し持ち、孤独な旅を続けるが、ナチスの戦車隊に見つかってしまう。絶体絶命の窮地に追い込まれたその男、かつて祖国を蹂躙したソ連兵を殺しまくった<伝説の老兵>だった。

武器は使い古したツルハシ1本、そして最強硬度の“SISU”。銃でも戦車でも地雷でも縛り首でも絶対に死なない不死身の男は、最後の1人を潰すまで止まらない! そんな本作で主演を務めるヨルマ・トンミラは現在64歳。壮絶なアクションに果敢に挑む姿は年齢を全く感じさせず、唯一無二の圧倒的な存在感を放っている。

そして本作が公開される10月には、ヨルマと同じく還暦超えを含む“オーバー50”の俳優たちが活躍するアクション映画が目白押し。アクションに年齢(トシ)は関係ない! と言わんばかりに、スクリーン狭しと暴れまくる姿に興奮必至だ。

円熟、ダンディ、いぶし銀……ということで、この秋ぜったいに観たい“枯れ”知らずの「オヤジアクション」映画を4作品ピックアップした。

⛏ 闇の【仕事】請負人 デンゼル・ワシントン 68歳!『イコライザー THE FINAL』

元CIAトップエージェントのロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が、わずか19秒で世の悪を完全抹消する闇の【仕事】請負人(通称:イコライザー)として暗躍する姿を描いたシリーズの最終章。弱者を助け巨悪をこらしめるマッコールの仕事ぶりは、アメリカ版「必殺仕事人」とも例えられている。

現在最新作が公開中の映画『ジョン・ウィック』シリーズと並ぶ“ナメてた相手が……”映画の筆頭としてシーンを牽引してきた人気シリーズが、ついに完結する。

2023年10月6日(金)全国公開

⛏ 世界を股にかける凄腕スパイ ジェイソン・ステイサム 56歳!『オペレーション・フォーチュン』

ジェイソン・ステイサムがガイ・リッチー監督と『ロック、ストック トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998年)、『スナッチ』(2000年)、『リボルバー』(2005年)、『キャッシュトラック』(2021年)に続き、5度目のタッグを組むスパイアクション。今作でステイサムは最強スパイを演じ、即席スパイチームのリーダーとして危険なミッションに挑む。

超巨大古代ザメの恐怖を描いた『MEGザ・モンスターズ2』(2023年)では“海でも最強”な姿を披露していたステイサムの、人間界なら当然と言わんばかりの無双っぷりは爽快だ。

2023年10月13日(金)全国公開

⛏ 絶望的状況に抗う工作員 ジェラルド・バトラー 53歳!『カンダハル 突破せよ』

ジェラルド・バトラーがプロの潜入工作員を演じ、実話に基づく極秘任務の真実を描く本作。敵地にひとり取り残され、30時間以内に400マイル先を目指すという絶望的な状況に置かれるも、決して諦めない姿勢で敵の襲撃をかいくぐっていく脱出アクション。『300<スリーハンドレッド』(2006年)や『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013年)など、多勢に無勢でも決して屈することなく立ち向かう役どころが多いバトラーは、本作でどんなアクションを見せてくれるのか?

2023年10月20日(金)全国公開

⛏ “絶対に死なない男”を熱演 ヨルマ・トンミラ 64歳!『SISU/シス 不死身の男』

御年64歳のヨルマ・トンミラが演じるのは、かつて、たったひとりで300人ものソ連兵を葬った伝説の老兵・アアタミ。彼は1本のツルハシと決して折れない心を武器に、次々と襲ってくる敵を返り討ちにし、血祭りにあげていく。

地雷原に追い込まれても地雷を敵に投げ返し爆殺、首を吊られても物ともせず、ついには輸送機にツルハシ1本でぶら下がる始末。年齢を感じさせないどころか、何があっても“絶対に死なない”という人間離れした生命力はクセになること必至だ。

衝撃と快感が寄せては返す、常軌を逸した“オヤジアクション”が繰り広げられる91分間、ノンストップで駆け抜ける痛快アクションを劇場で体感しよう。

2023年10月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

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