【ブンデス第6節プレビュー】ライプツィヒとバイエルンによる首位攻防戦

[写真:Getty Images]

前節はFW浅野がバイエルンに、DF板倉がライプツィヒに挑み、いずれも敗れる結果となった。迎える第6節、1ポイント差の4位ライプツィヒ(勝ち点12)と首位バイエルン(勝ち点13)による首位攻防戦が行われる。

ライプツィヒは前節、ボルシアMGに1-0で勝利。守備を立て直してきたボルシアMGに苦戦したが、途中出場FWヴェルナーの一発で辛勝した。リーグ戦4連勝とした中、開幕前のスーパーカップで快勝したバイエルンを返り討ちにし、首位浮上となるか。

対するバイエルンは前節、FWケインのハットトリックなどでボーフムを7発粉砕。火曜に行われたDFBポカールでは日本人MF福井がデビューを飾った中、4部相手に4発快勝とした。良好なチーム状態が続く中、今季レバークーゼンと共に優勝を争う予感のあるライプツィヒを退けることはできるか。また、スーパーカップではまだチームに合流して間もなく何もできなかったケインが、完全にバイエルンにフィットして臨む今回の一戦でリベンジを果たせるかにも注目だ。

続いてボーフム(勝ち点3)vsボルシアMG(勝ち点2)。前述の2チームに敗れた未勝利同士の日本代表対決。浅野はバイエルン戦、2トップの一角で先発するもチームが大劣勢を強いられたことでほとんどボールに触れなかった。バイエルンとの実力差をまざまざと見せつけられた中、板倉が統率するボルシアMGディフェンスを攻略できるか。

一方、ライプツィヒ戦では3バックに変更し、板倉が中央で守備を締めたボルシアMG。ディフェンスの立て直しが見られた中、板倉は浅野のスピードを封じることができるか。

今節はフライブルク(勝ち点7)vsアウグスブルク(勝ち点5)の日本人対決も行われるが、アウグスブルクのMF奥川は引き続き欠場予想。MF堂安が先発したフライブルクは前節フランクフルト戦では膠着のゴールレスドローに終わった。堂安は序盤に際どいヘディングシュートを放つ場面があったが、試合展開も相まって見せ場を作るのは難しかった。今節も先発予想となっているが、得点に絡めるか。

低調な試合が続くドルトムント(勝ち点11)は前節、MFロイス弾でヴォルフスブルクに1-0の辛勝。不調のFWアラーを控えに回したものの、まだまだ攻撃陣が機能しているとは言えない状況だが、4勝1敗と好スタートを切ったホッフェンハイム(勝ち点12)を下して復調へのキッカケを掴めるか。

早くも10ゴールに到達したFWギラシーの爆発が続くDF伊藤のシュツットガルト(勝ち点12)は、未勝利のケルン(勝ち点1)と対戦。3連勝で首位バイエルンに1ポイント差と最高のシーズンインとした中、左サイドバックで攻守に貢献している伊藤の活躍に引き続き期待だ。

◆ブンデスリーガ第6節
9/29(金)
《27:30》
ホッフェンハイムvsドルトムント

9/30(土)
《22:30》
マインツvsレバークーゼン
ヴォルフスブルクvsフランクフルト
ハイデンハイムvsウニオン・ベルリン
ボーフムvsボルシアMG
ケルンvsシュツットガルト
《25:30》
ライプツィヒvsバイエルン

10/1(日)
《22:30》
ダルムシュタットvsブレーメン
《24:30》
フライブルクvsアウグスブルク

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