ボリューム満点ほっこり団子、観光がてら味わって 30日、JR姫路駅北に専門店オープン 兵庫の食材ふんだんに使用

丁寧に焼き上げたみたらし団子を持つ木地美紀子店長=姫路市二階町

 JR姫路駅北のみゆき通り商店街で30日、団子専門店「姫路だんご ほっこり餐(さん)」(兵庫県姫路市二階町)がオープンする。団子は粉やしょうゆ、あんこに県産の食材を使い、店内で手作りするのが売り。姫路城に向かう観光客ら向けに、食べ歩きにぴったりなメニューも用意している。

 運営するのは、デイサービス施設などを手がける会社「ドリーム」(同県播磨町)。施設利用者でも食べられる団子を試作する中で、飲食業への挑戦を決めた。

 目玉商品は、持ち歩きできる「姫路大玉炙(あぶ)りみたらし」(1本350円)。ヒガシマル醤油(同県たつの市)のしょうゆを使い、香ばしく焼き上げる。大粒で、ボリュームも満点だ。

 テイクアウト向けの「千乃彩り」は6本セットで、池田製餡所(神戸市)の抹茶やいちご味など色とりどりのあんこを添えて、華やかに仕上げた。

 同店の木地美紀子店長(47)は「家族で一緒に食べると『ほっこり』するようなお団子を作りたい」とほほ笑む。

 午前10時~午後4時。火曜定休。TEL079.278.2433 (森下陽介)

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