オリオールズが9年ぶり地区優勝 吉田ノーヒット、藤浪登板なし

【レッドソックス0-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

9年ぶりの地区優勝へのマジックナンバーを「1」としていたオリオールズは、投手陣がレッドソックス打線を3安打に封じ、2対0で完封勝利。地区優勝を決め、1980年以来43年ぶりとなるシーズン100勝を達成した。オリオールズ先発のディーン・クレーマーが13勝目(5敗)をマークし、5番手のタイラー・ウェルズは今季初セーブを記録。レッドソックス先発のクリス・セールは5敗目(6勝)を喫した。

勝てば9年ぶりの地区優勝が決まるオリオールズは、初回にアンソニー・サンタンデールの28号ソロで先制。先発のクレーマーが6回途中まで無失点に抑えると、2番手のDL・ホールが1回2/3、3番手のジェンニエル・カノーが2/3回、4番手のシオネル・ペレスが1/3回を無失点に抑え、レッドソックス打線の反撃を許さなかった。

すると、8回裏にはホルヘ・マテオの代打として登場したヘストン・カースタッドのタイムリー二塁打で貴重な追加点をゲット。2点リードの最終回は5番手のウェルズが内野ゴロ3つで三者凡退に抑え、本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズのフィールド上には歓喜の輪が広がった。

レッドソックスの吉田正尚は「3番・DH」でスタメン出場したものの、2打数ノーヒットに終わり、代打を送られて途中交代。オリオールズの藤浪晋太郎は登板機会がなかった。なお、オリオールズは被スイープなしのままレギュラーシーズンを終えることが確定。2022年5月から91カード連続で被スイープなしを継続している。

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