鮮やか一面、ミニシクラメン 新庄・出荷最盛期

ミニシクラメンの出荷が最盛期を迎えている=新庄市・クリタ園芸

 冬季の観賞花として人気があるミニシクラメンの出荷が最盛期に入った。新庄市五日町のクリタ園芸(栗田哲人(のりと)社長)のハウスでは、従業員が手際よく選別・搬出作業に取り組んでいる。

 ハウスには薄紫、赤、白などの色とりどりの花々がじゅうたんのようにずらりと並ぶ。大手ホームセンターなど全国各地から需要があり、今年は例年通り約33万鉢の出荷を見込む。作業のピークは10月上旬ごろまでだという。栗田義夫会長は「今年は暑くて苦労したが、温度調節などを工夫して順調に仕上がった。ぜひ楽しんでもらいたい」と話した。

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