期待高まるMoto3日本人ライダーの表彰台独占。母国GPへのそれぞれの想い/MotoGP第14戦日本GP

 10月1日(日)に決勝レースが行われるMotoGP第14戦日本GPに向けて、Moto3クラスに参戦する日本人ライダー5人全員に意気込みを伺った。ひとりひとりのコメントを、気合の入った様子の写真とともにお届けする。

■佐々木歩夢(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)
「ここまで表彰台に7回乗り、(ランキングもトップと)1ポイント差の3位で来れていますが、今シーズンはまだ優勝できていません。日本GPではチャンピオンシップはあまり気にせずに集中して、ファンの皆さんの前でしっかり優勝できるよう、目標を高く設定して頑張ります」

「木曜日は少し忙しい日でしたが、ファンの皆さんの『日本の力』で元気をもらえた1日でした。皆さんの応援、そしてサポートに答えられるように全力で頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

佐々木歩夢(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)

■山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)
「日本GPは自分にとって特別です。ただ、最近あまり調子が良くなくて、今回のウイークの入りはいつもより緊張している気がします」

「皆さんが近くで応援してくれることはとても力になりますし、フラッグなどの応援グッズを振ってもらえるのは、コースからも応援に気付けるので嬉しいです。それに応えるためにも、表彰台を目指して今週末頑張ります」

山中琉聖(Gaviota GASGAS Aspar Team)

■鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)
「もてぎでは今まであまり結果を出せていませんが、今年は今まで微妙だったサーキットでもいい走りができるようになってきています。ウイークが始まってみないとわからない部分もありますが、目標はもちろん表彰台です。応援よろしくお願いします」

鳥羽海渡(SIC58 Squadra Corse)

■鈴木竜生(Leopard Racing)
「1年ぶりに日本のファンの皆さんの前で走れる機会です。昨年の日本GPではポールポジションを獲れたものの、自分のミスで転倒してしまったので、今年は昨年の分までしっかり出し切って、忘れ物を取り返したいです」

「週末の天気が微妙で、まだどうなるかわかりませんが、日本の皆さんはどんな天候でも熱く応援してくださるので、期待に応えられるよう頑張ります」

鈴木竜生(Leopard Racing)

■古里太陽(Honda Team Asia)
「昨年の日本GPはとても緊張していましたが、今年は2回目なので、今のところ特別な感じはそこまでありません。もてぎはそこまで得意ではありませんが、全日本ロードでは勝てたサーキットです」

「目標はシングルフィニッシュ、ベストリザルトです。年に1回しか皆さんの前で走ることはできないので、こういう時こそ良い走りができたら嬉しいです」

古里太陽(Honda Team Asia)

 昨年の日本GPでは鈴木竜生がポールポジション、佐々木歩夢が表彰台を獲得。また、前戦インドGPでは鳥羽海渡と佐々木歩夢が表彰台に登るなど、好調を見せるMoto3クラスの日本人ライダーたち。母国レースとなる日本GPでは、日本人ライダーの優勝、表彰台獲得、もっと言えば日本人ライダーの表彰台独占にも期待がかかる。

  また、各ライダー口を揃えて、日本のファンの応援が力になるとコメント。

 今年は日本人ライダーのグッズを集めたショップもブース出店しており、Moto3ライダーでは佐々木歩夢、山中琉聖と古里太陽のグッズが購入可能だ。現地観戦する人は是非応援グッズを手に取って、年に一度の日本GPで日本人ライダーに熱い声援を送りレースを盛り上げよう。

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