ナポリと揉めるオシムヘン、チェルシーやサウジクラブが1月に再び狙う可能性

[写真:Getty Images]

ナポリでの立場が難しいものになりつつあるナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(26)だが、すぐさま狙い出しているクラブがあるという。
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昨シーズンのセリエA優勝に大きく貢献したオシムヘン。今シーズンもセリエA開幕からエースとしての存在感を示すも、先週末に行われたボローニャ戦では痛恨のPK失敗に加え、ルディ・ガルシア監督の交代要求に不満を示すジェスチャーをし、物議を醸すことに。

さらに、同試合後にはTikTokのクラブ公式アカウントがボローニャ戦のあるシーンで主審にPKを求め、それを外したオシムヘンの一部始終を嘲笑する動画をアップ。すぐに当該投稿は削除されたが、オシムヘンの代理人であるロベルト・カレンダ氏が自身のSNSを通じてナポリに抗議。法的措置もちらつかせると、クラブの仕打ちに憤るオシムヘンも、直近のウディネーゼ戦で宿泊先のホテルの前でチームメイトの呼びかけを無視する行動に出ており、関係悪化が指摘された。

クラブは一連の騒動に対して声明を発表するも謝罪はせず。微妙な立場になりつつあるオシムヘンだが、ピッチ内での実力はたかく評価されており、この状況を活かして関心のあるクラブが獲得に動いているようだ。

イギリス『talkSPORT』によれば、これまでも関心を寄せていたチェルシーが再び獲得に動くことに。ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(27)にも関心を寄せていたが、オシムヘンを狙っていくことになるようだ。

一方でイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はサウジアラビアのクラブも再び動き出すと報道。今夏獲得を目指したアル・ヒラルが1月にも動き出すだろうとしている。

クラブとの契約延長の話が出た途端に、大きな騒動が生まれたオシムヘンとナポリ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がどういった扱いにするのかがポイントとなりそうだが、クラブとの別れという可能性は否定できないだろう。

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