猫にとって飼い主はどんな存在?親だと思っている?気になる4つの気持ち

1.母猫に近い存在

まず候補として考えられるのが、自分の母猫に近い存在であると感じているパターン。特に母猫と接する期間が短かった子猫は、自分のことを守ってくれて、お世話もしてくれる飼い主さんを母猫代わりに思っている可能性が高いです。

飼い主さんに愛情を感じ親だと思っている猫は、甘える仕草も行うようになります。前足でふみふみする行為などがその代表例です。他にもお腹や胸の上で寝ていたりするのも飼い主さんを親だと思って甘えているからかもしれません。

2.自分より大きくどんくさい猫

動物行動学者ジョン・ブラッドショーによると、猫は飼い主のことを「自分よりも大きく動きがどんくさい猫」だと思っている可能性があるとしています。猫からすると自分とは違う生き物として人間を認識していないという点も驚きですが、それ以上にどんくさいと思われているのは衝撃ですね。

猫を飼っていると時々、虫やヤモリなどを捕まえて飼い主さんの前に持ってくることはありませんか?

これは、飼い主さんのことを大きくてどんくさい猫だと思っているため代わりに狩りをしてあげている、もしくは狩りの仕方を教えてあげようとしている可能性があります。あくまで善意で行っているので、怒らないであげましょう。

3.大切なお世話係

毎日、自分のご飯や飲み水を用意し、トイレを綺麗にしてくれるなど身の回りのお世話をしてくれる飼い主さんは猫にとってなくてはならない存在。大切なお世話係です。

なんだか使用人みたいな扱いですが、猫のためなら不思議と許せてしまいますね。そんな上下関係にとらわれないところも猫の魅力といえます。

4.信頼できる家族

猫にとって飼い主さんは、信頼できる家族です。自分に危害を加えず安全を与えてくれる飼い主さんの存在は、警戒心が強い猫という動物にとって心強い味方です。

飼い主さんを信頼している猫は、ひざ上に乗ったり近くに座って寝たり、お腹をヘソ天してみたりと無防備な仕草で親愛の気持ちを表現します。

毎日、安心して暮らせるのも飼い主さんのおかげ…そう伝えているのかもしれません。

まとめ

猫が飼い主さんのことをどう思っているのか、本当のところは猫自身しか知りません。親代わりに思っているかもしれませんし、単なるお世話係として認識している可能性もあります。

しかし、普段の仕草や行動に親しみや甘えが伺えるのであれば、決して悪いようには思っていないはずです。

今回の記事を参考に、自分が猫からどう思われているのかを推察してみてはいかがでしょうか。

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