リバプールのユルゲン・クロップ監督が、古巣からウインガーを獲得したいと考えているようだ。
ドイツ『ビルト』によると、リバプールはドルトムントのオランダ代表FWドニエル・マレン(24)の獲得に関心しているという。
マレンはアヤックスのアカデミー育ちで、アーセナル、PSVの下部組織にも所属。2018年7月にPSVでファーストチームに昇格すると、2021年7月にドルトムントへと完全移籍していた。
右ウイングを主戦場とし、PSVでは公式戦116試合で55ゴールを記録。しかし、ドルトムントでは1年目につまづくも、徐々にその才能を発揮し左ウイングやセンターフォワードでもプレー。ここまで公式戦80試合で23ゴールを記録している。
今シーズンもここまでブンデスリーガ5試合で3ゴールを記録するなど活躍するマレン。クロップ監督はPSV時代から興味を持っている中で、より関心を高めているという。
マレンとドルトムントは2026年夏までの契約を結んでいる状況。リバプールとしてはエジプト代表FWモハメド・サラーのバックアッパーとして期待しているとのことだ。
『ビルト』によれば、ドルトムントは6000万ユーロ(約95億円)程度を用意されれば首を縦に振る可能性があるようだが、リバプールは追いかけ続けて獲得に動く可能性が高そうだ。