立川理道「姫野キャプテンに期待しています!」――「ラグビーワールドカップ2023 フランス大会」

ラグビー元日本代表で、2015年のラグビーワールドカップを戦った立川理道選手(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)。南アフリカを倒すというジャイアントキリングができた理由をこう語る。

「2012年にエディージャパンが立ち上がった時、キャプテンの廣瀬(俊朗)さんを中心に、菊谷(崇)さん、五郎丸(歩)さん、リーチ(マイケル)さんがリーダーグループとして、“どういう日本代表になりたいのか”を示してくれました。日本代表は世界と対等に戦えて、カッコよくて目指したい存在。それを12年から積み上げてきたからこそ15年のジャイアントキリング、19年のベスト8 という結果につながったと思います」

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会のプール戦も佳境を迎え、日本は10月8日に強豪・アルゼンチンと戦う。

「フィジカルが強く、ラインアウトやスクラムのセットピースも強力で、ロングキッカーもいる。かなりバランスのいいチームです。ただ、どういうプランで戦って勝つのかという準備がしっかりできれば、日本にも勝つチャンスはあると思います」

注目している選手にはキャプテンの名前を挙げる。

「期待を込めて姫野(和樹)キャプテンに注目しています。彼自身が楽しくプレーできればチームは勢いづきます。選手たちには、とにかくW杯を楽しんでほしい。胸を張って笑顔でプレーすれば、必ずいい結果が出ると思うので期待しています!」

【プロフィール】

立川理道(たてかわ はるみち)

1989年12月2日奈良県生まれ。天理高校、大学を経て2012年にクボタスピアーズに加入。16年から主将に就任。ラグビーワールドカップ2023では、J SPORTSの解説を務める。

【番組情報】

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会
J SPORTS 1ほか
10月1日 深夜0:30~3:00(生中継)ほか

10月1日深0:30~は「オーストラリアvsポルトガル」を放送。日本は8日にアルゼンチンと対戦。J SPORTSでは決勝までの全試合を生中継で届ける。

取材・写真提供/J SPORTS
※スカパー!TVガイドBS+CS10月号より掲載

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