【PS注目チーム①】黄金期再来! メジャー最高勝率で6年連続地区優勝

日本時間9月11日に今季一番乗りでポストシーズン(PS)進出を決めると、14日には2位に17ゲーム差をつけて6年連続の地区優勝を飾ったブレーブス。1998年以来の高勝率での優勝から黄金期再来と見られている。その強さとは。

今季メジャー最高の勝率でポストシーズン進出を一番乗りで決めたブレーブス。現在の勝率は.643で、勝率.640超えは黄金期だった1998年の.654以来。1998年といえば、グレッグ・マダックス、トム・グラビン、ジョン・スモルツの「伝説の三本柱」を擁し、打者ではチッパーと楽天でも活躍したアンドリューの「Wジョーンズ」にアンドレス・ガララーガらが並ぶ強力打線を誇っていた。

その黄金期の再来と見られる今季、投手陣では若きエース、スペンサー・ストライダーがリーグトップの19勝をマークしており、現在はIL入りしているもののPS中の復帰が待たれるベテラン、チャーリー・モートンが14勝、そしてメジャー2年目のブライス・エルダーが12勝で続く。

今季のブレーブスの強さは、超重量級の打線にあり、20本塁打に到達している打者は7人を数え、現在チームトータルで303本塁打。2019年にツインズがマークしたメジャー記録の307本の更新も間違いなさそうだ。30本塁打以上を放っている選手が5人もおり、これはメジャータイ記録でもある。

そのなかでも2人の打者の活躍は特に凄まじい。首位打者と盗塁王を狙うリードオフマンのロナルド・アクーニャJr.は、日本時間9月23日に史上5人目の40本塁打&40盗塁「40-40」をマークすると、28日のカブス戦では2盗塁を決めて前人未到の「40-70」を達成した。

さらに、本塁打と打点の二冠が狙えるマット・オルソンは球団記録を更新する53本塁打と134打点を記録しており、9月には5試合連続でのマルチ安打や、4試合連続本塁打で今季2度目の週間MVPを受賞している。また、2021年5月3日から始まった453試合連続出場の記録を現在も継続中でもある。

2018年から6年連続で地区優勝を果たしているものの、世界一は2021年の1度きり。今季は最強チームを擁し、2年ぶりの世界一に向け、レギュラーシーズンで見せた怒涛の快進撃そのままに、頂点まで駆け抜ける。

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