【広島・長崎】被爆者が在住する全都道府県の内訳が明らかに

広島と長崎、それぞれの被爆者が在住するすべての都道府県での内訳が、初めて明らかになりました。広島市は、「被爆者健康手帳」を持つ被爆者の被爆地別の内訳を、独自で調査しています。それによると、2023年3月末時点で、広島での被爆者が、全体の6割余りとなる6万9877人。長崎での被爆者は、およそ4割の4万3344人。「被爆地不明」が438人で、被爆者の総数は、あわせて11万3659人でした。そして、中国地方5県に、広島の被爆者の8割が在住していることが分かりました。この調査は、広島市が各自治体に協力を呼びかけて、2021年から実施していますが、すべての都道府県の回答が揃ったのは、今回が初めてとしています。

【2023年9月29日放送】

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