【PS注目チーム②】PS進出はすでに決定も残り3試合に全力で挑む

日本時間9月18日、同地区1位のオリオールズとともにポストシーズン(PS)進出を決めたレイズ。2019年から5年連続のPS進出となったが、シーズン残り3試合、負けられない最後の戦いに挑む。

今季は開幕から怒涛の13連勝を挙げ、1982年のブレーブス、1987年のブリュワーズに次ぐ史上3チーム目の快挙で首位を独走していたレイズ。その後はオリオールズに首位を譲るも日本時間9月18日にPS進出を決めた。

投手ではエースのシェーン・マクラナハンが9月にひじの故障でシーズンを終えるも、今季から加入したザック・エフリンが9月に3勝負けなしの活躍を見せ、リーグトップの16勝でチームを牽引している。

また、打者では主軸を務めていたワンダー・フランコが不祥事により8月から制限リストに入るも、ヤンディ・ディアスがリーグ2位の打率.328、得点圏打率.362、満塁では10打数4安打1本塁打の打率.400と抜群の勝負強さでチームを勝利に導く活躍を見せている。

さらには、ワールド・ベースボール・クラシックの日本戦でのドヤ顔キャッチから全国区となったランディ・アロザレーナも、ランナー2・3塁というチャンスの場面で10打数5安打の打率.500、2本塁打、14打点と期待に応えている。

チームは現在、1位のオリオールズとは2.5ゲーム差で残り3試合。昨年は首位と13ゲーム差の3位でワイルドカードを獲得するも、ワイルドカード・シリーズで2連敗して敗退するという屈辱を味わっただけに、1位でのPS進出に期待がかかる。また、残り3勝すれば3年ぶり2度目のシーズン100勝に到達する。主力が抜けるなか、個性派軍団が見せるシーズン最後の戦いから目が離せない。

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