大垣日大の阪口監督が退任 甲子園通算35度出場、40勝

ベンチから近江戦を見守った大垣日大・阪口監督=8月8日、甲子園

 高校野球の甲子園大会で春夏通算35度出場し、40勝を挙げている大垣日大(岐阜)の阪口慶三監督(79)が退任することが29日、分かった。学校関係者が明らかにした。10月2日に会見する予定。

 阪口監督は東邦(愛知)で38年間監督を務め、1977年夏に準優勝し、春の選抜大会では88年に準優勝、翌89年に優勝するなど春夏通算24度出場に導いた。

 大垣日大の監督には2005年に就任し、07年春の選抜大会で準優勝。22年春には昭和、平成、令和の3元号での勝利を達成。今夏には79歳で孫の高橋慎とともに出場した。

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