マリナーズ逆転サヨナラ勝ち 22年ぶりの地区優勝の可能性を残す

【レンジャーズ2-3xマリナーズ】@T-モバイル・パーク

2001年以来22年ぶりの地区優勝を成し遂げるために1敗も許されない状況に追い込まれているマリナーズは、1点ビハインドの9回裏にJ・P・クロフォードが2点タイムリーを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ち。レンジャーズ4連戦の初戦を制し、地区優勝の可能性を残した。マリナーズ4番手のアンドレス・ムニョスが4勝目(7敗)をマーク。レンジャーズ4番手のアロルディス・チャップマンは一死も取れず、無死満塁の大ピンチを招いて降板し、5敗目(6勝)を喫した。

試合は地区優勝へのマジックナンバーを「2」としているレンジャーズのペースだった。3回表にレオディ・タベラスの14号ソロで先制し、4回表にはアドリス・ガルシアがリーグ単独2位となる39号ソロを放って2点リードに。4回裏にフリオ・ロドリゲスの32号ソロで1点を返されたものの、2対1とリードして最終回を迎えた。

しかし、最後にドラマが待っていた。レンジャーズ4番手のチャップマンが打者3人をいずれも出塁させ、無死満塁の大ピンチを招いて降板。5番手のジョナサン・ヘルナンデスに対し、マリナーズは二者が凡退したものの、クロフォードがレフト後方への2点タイムリーを放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちとなった。

レンジャーズが勝つと、7年ぶりのプレーオフ進出が決定し、地区優勝へのマジックナンバーが「1」となるところだったが、マリナーズがそれを阻止。マリナーズは残り3試合に全勝して89勝でレンジャーズに並べば、アストロズの結果次第では、地区優勝の可能性が残されている。

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