新型コロナの感染拡大警報を解除 患者数は3週続けて減少 静岡県独自の警報を注意報に切り替え

静岡県は2023年8月4日に発令していた新型コロナウィルス感染症の感染拡大警報(県独自)を9月29日、解除しました。

県によりますと、9月18日から24日の定点医療機関あたりの新型コロナウイルスの患者数は12.24となりました。警報発令基準の16人を下回ったため、感染拡大警報を解除し、感染拡大注意報に切り替えました。

静岡県内では5月に新型コロナが5類になってから感染者の増加傾向が続いていましたが、”移行後”初の3週連続の減少となりました。

ただ、インフルエンザも流行しているため、県は▼咳や熱などの症状があるときは学校や仕事を休んで療養すること▼人が集まる場所では十分な換気、マスクの着用、手洗いの励行▼ワクチン接種の検討などを呼びかけています。

一方、静岡市は難波喬司市長が新型コロナに感染していることが判明したと発表しました。28日の公務終了後、自宅で体調不良となり、29日朝、発熱したため医療機関を受診したところ、感染が判明しました。

咳や発熱はありますが症状は軽く、10月3日までをめどに自宅で療養し、在宅で執務を行うということです。

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