【マーリンズ２－１メッツ】９回表途中雨天サスペンデッド＠シティ・フィールド
ワイルドカード獲得を狙うマーリンズは、８回裏に１点を先制されたものの、９回表に２点を奪って逆転に成功。しかし、９回表途中で雨が強くなって試合は中断され、３時間以上待っても試合を再開できる状況にならなかったため、サスペンデッド・ゲームとなった。この試合の続きは、各チームがシーズン162試合目を終えた翌日、日本時間10月３日午前２時10分から再開される。
マーリンズがヘスス・ルザード、メッツがデービッド・ピーターソンの先発で始まった一戦は、両先発の好投によって７回まで両軍無得点。８回裏にラファエル・オルテガのタイムリーでようやくメッツが先制した。しかし、マーリンズは９回表にジャズ・チザムJr.のタイムリー二塁打で追いつくと、ユリ・グリエルのタイムリーで勝ち越しに成功。２対１とリードした状態で、日本時間10月３日の試合再開を迎えることになった。
マーリンズは大混戦のワイルドカード争いに加わっており、１試合１試合が非常に重要になる。カブスがブレーブスに敗れたため、現時点ではカブスに0.5ゲーム差をつけてワイルドカード争いの単独３位。マーリンズはカブスとの直接対決に４勝２敗で勝ち越しているため、現時点ではかなり有利な立場にある（マーリンズとカブスの２チームが同率で並んだ場合、マーリンズが上位扱いになる）。
マーリンズのキム・アングＧＭは「詳細には言及しないが、不幸な出来事だ」とコメント。レギュラーシーズンとプレーオフのあいだのオフは１日しかないため、マーリンズはワイルドカードを獲得した場合、オフなしでプレーオフの戦いを開始しなければならない。なお、この試合の結果がワイルドカード争いに影響を及ば差ない場合でもサスペンデッド・ゲームを再開するのかについて、アングＧＭは「コミッショナー事務局と話してみないと正確なことはわからない」と話すにとどめた。
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