海田町で男性が監禁、暴行され死亡 強盗の罪に問われた女は無罪を主張

2022年、広島県安芸郡海田町で男性が監禁・暴行され死亡した事件で、強盗の罪に問われている女は初公判で無罪を主張しました。

起訴されているのは東広島市の無職・藤本裕子被告です。

起訴状によると藤本被告は2022年6月、他の6人と共謀して海田町の事務所で、投資資金を回収するため、当時71歳の男性を抵抗できない状態にした上、現金11万円を奪った疑いです。

29日の初公判で、藤本被告は「強盗したつもりはない」と起訴内容を否認しました。

検察側は「被告は男性への暴行を認識していたにも関わらず、返金を要求していた」と主張。

一方、弁護側は「事前に手荒なことはしないと確認していた。恐怖心から止めることができなかった」と無罪を主張しました。

【2023年9月29日放送】

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