聴覚障害者ら約1200人分のマイナンバーなどが流出の可能性 施設のパソコンがウイルス感染

三重県の聴覚障害者支援センターは、施設を利用するおよそ1200人の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

三重県聴覚障害者支援センターによりますと今月12日、40代の女性職員がインターネットで業務に関連する内容を検索していたところ、パソコンの画面にセキュリティ警告が表示されました。

女性職員は画面に表示された連絡先に電話し、片言の日本語を話す男の指示に従ってパソコンを操作したということです。

女性職員はさらに修理代を要求されたため電話を切りましたが、後日、ウイルスへの感染が確認されました。

この感染の影響で、支援センターを利用する聴覚障害者らおよそ1200人分のマイナンバーや口座情報などが流出した可能性があるということです。

支援センターではマイナンバーの情報について、すでにデータを削除するなどの対応をとっています。

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