自然環境保育 71団体を認証

自然環境保育 71団体を認証

 千葉県の豊かな自然を保育に活かそうと、県が2023年度、新たに設けた「自然環境保育認証制度」に71団体が選ばれ、9月29日、県庁で認証式が行われました。

 県の自然環境保育認証制度は、散歩中の自然観察やプランターを使った植物栽培など、自然体験活動を取り入れた県内の幼稚園や保育園などを認証して支援するもので、10月1日付けで最初の71団体が認証されました。

 認証式で、この71団体に認証書が交付され、熊谷知事は「できる限り、自然に触れる機会を作ってもらえるよう、後押ししていきたい」とあいさつしました。

 一方、認証団体のうち南房総市の「森のようちえんはっぴー」の沼倉幸子代表は、「自然環境の中で育つ機会がたくさん得られ、いずれ、それが千葉県の力になる」と期待しました。

 認証団体には、自然体験活動が1週間に10時間以上の「重点型」と、5時間以上の「普及型」があり、それぞれ、年に最大20万円と10万円が支援されます。

 県によりますと、自然環境保育の認証制度は、首都圏では初めてということです。

© 千葉テレビ放送株式会社