愛媛県内 インフル増加傾向が続く コロナは2週連続減し、医療体制も10月から一部見直しへ

愛媛県内でインフルエンザの感染拡大が続いています。

24日までの1週間に、県内61の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1か所あたり14.07人と、前の週と比べ2人増加しました。

保健所別では
▼宇和島が30.86人
▼今治が28.25人
▼八幡浜が20.29人 などとなっています。

一方、新型コロナの患者報告数は、1か所あたり10.54人と、前の週から5.87人減少しました。
減少は2週連続です。

保健所別では
▼四国中央で17人
▼西条で16.6人
▼宇和島で15.29人 などとなっています。

27日現在、県内464床ある確保病床に入院中の患者は68人、使用率14.7%となっています。
重症者は2人です。

また、愛媛県が新型コロナについて、10月からの医療提供体制等を発表しました。
(1)コロナ治療薬が一部、自己負担となります。
上限額は 3000円 6000円 9000円

(2)入院費は、高額療養費の自己負担限度額からの減額が、2万円から1万円に縮小されます。

(3)愛媛県内107医療機関に確保している、464の入院病床は0となり、通常体制での対応となります。
ただ、感染拡大時は、国が示した上限の範囲内で確保される予定です。

(4)その他、24時間対応している受診相談センター(089-909-3483)や、毎週金曜日の感染状況等の公表などは継続されます。

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