広島・福山市で、水路への転落を防ぐために設けられていたチェーンが、64本盗まれていたことがわかりました。
福山市によりますと26日、市民から「チェーンがなくなっている」と、連絡がありました。
市が調べたところ、手城町から南手城町にかけての27か所で、水路のわきに設置されていた長さ1~6メートルのチェーン64本がなくなっていました。
被害額はおよそ40万円に上るということです。チェーンはステンレス製で、水路の掃除などで出入りするために片方はフックで取り外しができるようになっています。もう一方は固定されていましたが、ドライバーがあれば外すことができる仕様になっていました。
福山市は、応急処置として「立ち入り禁止」と書かれた黄色いテープを張りました。そして、来週にも警察と現場を確認し、被害届を提出する方針です。