ユベントス、昨季セリエA10得点のコープマイネルスに関心…財務改善なら獲得に本腰も?

[写真:Getty Images]

ユベントスがアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(25)に関心を寄せてきたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

2021-22シーズンにAZからアタランタへ加入したコープマイネルス。中盤ならどこでも対応可能なインテリ派セントラルハーフで、加入1年目から公式戦43試合に出場と主力に定着し、昨シーズンはセリエAで10ゴールを記録した。

今季もアタランタの中盤に欠かせぬ存在として開幕6試合で2ゴール1アシストをマークするなか、10月1日に第7節で対戦するユベントスが昨季中から関心を寄せられてきたという。

すでにカルチョでも指折りのセントラルハーフとして認知されるなか、今夏ナポリも獲得を検討していたようだが、アタランタは3700万ユーロ(約58億5000万円)のオファーでも断っていたとみられている。

この額は財政難のユベントスに到底払えるものではなく、ナポリ時代からコープマイネルスに注目してきたスポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏も最後は動かず。それを横目にアタランタは選手との契約を2027年6月まで延長し、年俸280万ユーロ(約4億4000万円)への昇給もプレゼントした。

それでも『カルチョメルカート』はコープマイネルスを「ユーベに欠けているタイプ。ユーベは今季の11ゴール中、9ゴールをFWが決めており、MFはラビオの1ゴールのみ。MFでもゴールを決めれるクリエイティブさが期待できる」と称え、2024年以降に財務が改善されるなら、獲得に本腰を入れる可能性も十分にあると主張している。

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