サッカーの世界には有名国から無名の小国まで、青のユニフォームが印象的な代表チームがいくつも存在する。
ここでは、その青が最も美しい5つの代表チームのユニフォームをご紹介したい。
なお、選定ユニには異論反論もあると思うが、主観的なものなのでご容赦いただきたい。
フランス代表
フランス代表 1982 adidas ホーム ユニフォーム
フランスの青というと1984年の欧州選手権モデルや自国開催のW杯を優勝した1998モデルなども浮かぶが、1982年スペインW杯を戦ったこの一着も美しい。
ボディのピンストライプと袖のスリーストライプスを、フランス国旗色のトリコロールで彩るセンスも見事だ。
ギリシャ代表
ギリシャ代表 2004 adidas ホーム ユニフォーム
サッカー界の代表チームで青いユニフォームを継続的に使うチームの一つがギリシャ。エーゲ海に面した国に相応しい美しき青だ。
このユニフォームは2004年の欧州選手権ポルトガル大会(EURO2004)で使用したもの。グループステージと決勝戦で開催国を2度も撃破するなど、ミラクルの連続で奇跡の初優勝を成し遂げた歴史的なチームのユニフォームである。
ユーゴスラビア代表
ユーゴスラビア 2000 adidas ホーム ユニフォーム
ドラガン・ストイコヴィッチがキャプテンだった2000年の欧州選手権(EURO2000)でのユニフォーム。青を意味するチームの愛称“Plavi(プラーヴィ)”そのままの美しき一着だ。
この大会でユーゴは決勝トーナメント進出を果たすも、1回戦でオランダに敗れている。その後、国家としてのユーゴスラビアは解体に。EURO2000がユーゴとして出場した最後の欧州選手権となった。
イタリア代表
イタリア代表 1998 Nike ホーム ユニフォーム
イタリアはサッカー界で最も有名な“青い代表チーム”かもしれない。
歴史を振り返ればイタリアには、ため息が出るほど美しいユニフォームがいくつも存在する。一着を選ぶのが最も困難なチームだが、今回は1998W杯モデルを選出した。
98W杯のベスト8という結果は最高に美しいものではなかったが、光沢感があり滑らかに輝く青のユニフォームの美しさは筆舌に尽くしがたい。
カーボヴェルデ代表
カーボヴェルデ代表 2008 errea ホーム ユニフォーム
超マイナー代表チームの登場だが、決して“オチ”ではない。青の美しさを正当に評価してのものだ。
カーボヴェルデはアフリカの北西沖に浮かぶ火山群島のいわゆる島国。サッカーの世界ではほぼ無名の存在だが、2015年の親善試合でポルトガル代表に勝利したアフリカの小国と聞けば思いだす人もいるかもしれない。
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チームは基本的に国旗色の青を使ったユニフォームをホームキットとして着用するが、その色味・デザインは時代やサプライヤーによってだいぶ異なる。
erreaが手掛けたこの2008モデルはフランスやイタリアにも負けず劣らずの美しき青が印象的で、人知れず埋もれてしまっているのが勿体ない隠れ名作だ。
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