旧暦8月15日の「十五夜」にあたる29日、茨城県内でも中秋の名月が空に浮かんだ。今年の中秋の名月は、3年連続で満月と一致。同県鉾田市では、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の北浦湖畔駅に列車が到着し、乗客を乗せて出発する中、まん丸の月がゆっくりと昇っていく光景が見られた。
つくばエキスポセンターによると、月の満ち欠けは太陽と地球、月の位置関係で決まり、新月から満月までの日数は13.9日から15.6日と変動する。
旧暦は新月の日を毎月1日とするため、中秋の名月と満月が必ずしも同じ日になるとは限らない。
次に中秋の名月と満月が重なるのは、7年後の2030年になるという。