総社市長選1日投開票 現新2人立候補、8年ぶり選挙戦

(左から)片岡聡一氏、小西彦治氏

 任期満了に伴う総社市長選は10月1日、投開票される。5選を目指す現職の片岡聡一氏(64)、元兵庫県議で新人の小西彦治氏(51)の無所属2人が立候補しており、2015年以来8年ぶりの選挙戦となっている。

 市全体では2022年度まで13年連続の転入超過で人口は増加傾向だが、周辺部などは過疎、高齢化が深刻。中心部も空き店舗や空き家が目立つ地域があり、均衡ある発展への道筋が問われる。連合岡山が片岡氏を推薦している。

 片岡氏は財政を健全化した実績を強調し、中学校の給食費無償化や米農家への所得助成などを訴える。小西氏は兵庫での県議、市議計12年の経験を生かした市政運営、高齢者の移動手段確保などを掲げる。

 投票は1日午前7時~午後6時、市内35カ所で行われ、同7時半から市民会館(同市中央)で開票される。有権者数(23日現在)は5万6446人(男2万7170人、女2万9276人)。

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