学習の場、塾も垣根なく インクルーシブ教育 札幌の戸塚さん「自分で考える力を」

 障害の有無に関係なく子どもが同じ場所で学ぶ「インクルーシブ教育」への関心が高まる中、札幌市中央区の学習塾「プラス学習舎」の活動が注目を集めている。2006年の開設以来、不登校や特別支援学級の子どもたちも受け入れており、今は全体の約7割に。代表の戸塚博之さん(49)は独自の学習を通じ、子どもたちに自分で考える力を身に付けてほしいと願う。

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