秋冬ダイコン初出荷 JA金沢市、30日店頭に

ダイコンの品質を確かめる生産者=下安原町

  ●市の農産物ブランド

 市の農産物ブランド「金沢そだち」に指定されている秋冬ダイコンの出荷は29日、下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で始まり、農家7軒が約11トンを持ち込んだ。30日の昼ごろに県内の店頭に並ぶ。

 秋冬ダイコンはきめ細かな白い肌が特徴で、同JAによると、今年は農家40軒が48.8ヘクタールで栽培している。猛暑の影響が心配されたが、適切な水の管理で品質は良好という。11月中旬までに3300トンを県内と関西の市場に出荷する。

 同JA大根部会の吉田武志部会長(45)は「この時期は焼いて食べるのがおいしい」と話した。

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