西日本から北日本の広範囲で大気の状態が非常に不安定 天気の急変に注意

 西日本から北日本では10月1日(日)にかけて、大気の状態が非常に不安定となる。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれもあり、局地的な激しい雨に注意が必要だ。

 30日(土)から10月1日(日)にかけて、前線が西日本から東日本を通過する見込み。また、別の前線を伴った低気圧が発達しながら日本海北部からサハリン付近に進み、前線が北日本を通過する見通し。 

 低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、また西日本や東日本の上空約6000メートルにはー6℃以下、北日本の上空約5500メートルにはー15℃以下の寒気が流れ込むため、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となる見込み。

 西日本から北日本では10月1日(日)にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風や局地的な激しい雨に注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。

 また、ひょうが降るおそれもあり、農作物や農業施設の管理にも注意したい。

 

© 株式会社ウェザーマップ