宮田笙子「自信持って臨む」 パリ五輪出場権獲得へ世界体操

試合会場で調整する(左から)畠田千愛、宮田笙子、深沢こころ、岸里奈=アントワープ(共同)

 【アントワープ(ベルギー)共同】30日にベルギーのアントワープで開幕する体操の世界選手権に向け、団体総合で来夏のパリ五輪出場権獲得を目指す日本女子が29日、試合会場で練習し、エースの宮田笙子は「コンディションは悪くない。自信を持って臨みたい」と抱負を語った。

 女子は10月2日(日本時間3日)に予選に臨む。初代表で16歳の岸里奈は跳馬で着地した際に右ふくらはぎを痛めたが「予選までにいい感じに上がってくると思う」と気丈に振る舞った。

 床運動で「片足水平立ち3回ターン」に挑戦する予定の畠田千愛は「2回ターンをきれいにやり、もしそのままいければというつもりでやりたい」と話した。

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