29日は「中秋の名月」。旧暦8月15日の夜に見える月を指し、一年のうちで最も美しいとされる。県内はおおむね晴れ、各地で満月を眺めることができた。
中津市の中津川に架かる小祝橋では、中津城と月を写真に収めようと、愛好家らがカメラを構えた。近くの会社員中島幸男さん(55)は「雲一つなく、きれいに見ることができて良かった」と話した。
国立天文台(東京都三鷹市)によると、満月と中秋の名月の日付が重なるのは3年連続。
大分地方気象台によると、30日の県内は気圧の谷や湿った空気の影響で、次第に雨の降る所がある。