ブラックモンは来季もロッキーズでプレー 1年間の契約延長発表

今季で6年1億800万ドルの契約が終了し、FAになる予定だったチャーリー・ブラックモンだが、来季もロッキーズでプレーすることが決まった。日本時間9月30日、ロッキーズはブラックモンとの契約を来季まで1年間延長したことを発表。2008年ドラフト2巡目で入団し、2011年6月にメジャーデビューして以来、ロッキーズ一筋で13シーズンのメジャー生活を送っている37歳のベテラン外野手は、来季も慣れ親しんだロッキーズのユニフォームを着てプレーすることになった。

ブラックモンはメジャー13年目の今季、ここまで93試合に出場して打率.283、8本塁打、40打点、3盗塁、出塁率.370、OPS.821を記録。右手を骨折して6月中旬から2ヶ月にわたって戦列を離れたが、8月中旬に戦列復帰したあとは、37試合に出場して打率.311、出塁率.405、OPS.901の好成績を残している。

守備力の衰えが目立つことに加え、ノーラン・ジョーンズやブレントン・ドイルといった若手外野手の台頭もあり、今季はDHでの出場が多くなっているが、それでも出塁能力の高さは健在であり、大半の試合で1番打者として起用されている。ロッキーズにはジャンキエル・フェルナンデス、ジョーダン・ベック、ザック・ビーンといったプロスペクト外野手も控えているが、この3人はいずれもまだマイナーAAA級に到達していない。ブラックモンを1年契約で残留させることは、彼らの育成期間に余裕を与えるという点でも大きな意味がある。

なお、MLB公式サイトでロッキーズを担当するトーマス・ハーディング記者によると、通算300二塁打、60三塁打、200本塁打をすべてクリアしているのは現役選手でブラックモンだけ。通算63三塁打は現役トップの数字となっている。2017年に首位打者のタイトルを獲得した経験もあるベテランは、来季もロッキーズにとって不可欠な戦力となりそうだ。

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