人は眠っている間に痩せる!決めた時間にちゃんと眠るために実践すべきこととは?【一生太らない生活】

今日中に眠ることを自分と約束する

人は眠っている間に痩せます! ちゃんと寝ないと、痩せません!この言葉を何万回口にしたかわからないほど、繰り返し伝えてきました。「ちゃんとルールも守ってるし、食事の内容だって悪くない。それなのに、痩せない」そんなケースは、眠りの質に問題があることが多いです。

よく知られているように、人は眠っている間に体の修復作業を行います。子どもの成長に欠かせない成長ホルモンですが、実は大人にとってもすごく大事なもので、寝ている間の修復作業、疲労回復、アンチエイジングなどに効果を発揮します。この成長ホルモンは、眠りについてからの90分間を熟睡することでしっかり分泌されると言われています。また、中医学では夜10時以降に胃腸の働きが活発になると言われていますので、なるべく早めにしっかり眠れる環境を整えることが大事です。

夜10時になんてさすがに眠れないという方は多いと思います。それでも、どんなに遅くても日付が変わる前に、今日中には眠るような生活スタイルへと変えていきましょう。また、眠る30分から1時間前には、光による刺激を浴びないように、テレビ、スマホ、パソコンなどの電源を切って、落ち着いた気持ちで過ごすようにします。リラックスを司る副交感神経の働きをよくすることが質のいい眠りの鍵を握るので、眠る前はできるだけ部屋の電気を暗くして、軽くストレッチをしたり、深い呼吸で気持ちを落ち着けたり、クラシックなどの音楽を聴くなどして過ごしましょう。

きちんと眠ることは脳内の老廃物の排出にも関連し、認知症の予防効果があるとも言われています。よい眠りは最大のアンチエイジングであることを深く心に刻んでおきましょう。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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